クラッチ/ブレーキアプリケーション
テンションコントロール
ワイヤー、紙、フィルム、テープなどを連続的に巻き戻しあるいは巻き取る場合に、製品の品質保持のため一定の張力を材料に与える必要があり、定トルク性と制御性に優れた空隙クラッチ/ブレーキが使用されます。
[使用例:使用例:材料巻き取り装置]
フィルム、ワイヤー、シート等の巻き出し側にパウダブレーキまたはヒステリシスブレーキと検出器、コントローラをセットで使用することによって高精度な張力制御が可能です。
テンションコントロール用途 適応機種
APPLICATION(例)
機械名:ラミネート装置 | 日頃、我々があまり目にすることのないパッキン材・ラベルシール等の加工を行うラミネート装置にも クラッチが使用されています。 ラミネート装置は、多種多様な素材を粘着テープと貼り合わせる場合の蛇行を防ぐために、テープに適度な張力を与える必要があります。 この張力をコントロールするのにPHT型が使用されています。また、PHT型は電源を必要としないために取り扱いが容易です。 使用製品:PHT 1.2D |
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機 構 図 | 素材と粘着テープのそれぞれの原反軸にPHT型パーマヒストルクコントローラが取り付けられています。 所定のトルクに設定されたPHT型により、素材と粘着テープを送り出す時にそれぞれの軸にブレーキが掛かり、一定のテンションが保たれ、 テープの送られる方向精度が高まり、精度の良いラミネート加工ができます。 |